
マイクロ波特異反応場による機能材料の高速合成
マイクロ波は物質を内部から選択的かつ急速に加熱でき、通常の加熱では得られない「熱的非平衡」な反応場をつくり出します。当研究室では、2.45 GHzのシングルモードマイクロ波照射装置やマイクロ波プラズマを用いて、酸化チタン粒子の表面に酸素欠陥やナノカーボン被膜を数分で作り込む手法を開発してきました。これにより、可視光や近赤外光で働く非化学量論型の酸化チタン、酸化タングステン、酸化モリブデン系の光触媒を創製し、水浄化や水分解による水素生成への応用を進めています。液相ポリオール法と組み合わせた白金ナノ粒子の高速合成など、金属ナノ粒子の構造制御にも取り組んでいます。
代表論文:Sci. Rep. 9, 4900 (2019)/Scripta Mater. 177, 157 (2020)/ACS Appl. Nano Mater. 5, 4305 (2022)/ACS Appl. Mater. Interfaces (2024)
▶ 酸化モリブデン系水浄化触媒の動画を見る







