LAB LIFE研究室の日常
研究室選びの参考になるよう、白井研究室の日々の過ごし方と、白井の考えを紹介します。
研究室の1年と日々のリズム
お花見・歓迎会
(8〜9月)
国際会議
発表会
品質保証書の授与
研究室行事(参加は自由)学会発表学位論文 ※誕生日会・送別会などはその都度開催
時間の使い方
白井研究室ではコアタイムを設けていません。大学生として自分で考えて判断してほしいこと、そして材料の研究は人間の都合だけで進められるものではないことが理由です。ただ、目安としては、平日 9:30〜18:00 ごろに実験や勉強に集中することをおすすめしています。学会前などは忙しくなる時期もありますが、卒論・修論の締め切り間際に慌てないよう、計画的に自分のペースで進めてください。体調や生活とのバランスも大切にしてください。
ゼミについて
ゼミは週2〜3日開催しています。基本は1日1人が発表し、各自は月1回程度のペースで研究の進み具合を報告します(開催日数はその年の学生数によって変わります)。発表は原則英語で20分程度、質疑応答を含めて1時間程度です。教員だけでなく学生同士も質問し合うことを大切にしています。議論が盛り上がって延長することもあります。
なぜ英語でゼミをするのか
- 英語を話す機会をつくるため:国際化が進む社会で英語力が欠かせないのはもちろんですが、日本で暮らしていると英語を話す機会は非常に少ないのが現実です。その機会を研究室の中につくりたいと考えています。
- 全員が議論に参加できるように:研究室には、日本語を勉強中の学生やスタッフもいます。
- 本当に必要なことを、シンプルに説明する力を身につけるため:白井自身も含め、英語が得意でない人ほど、英語での発表や質疑では余計なことは言えず、本当に必要なことだけを説明することになります。母国語だと、つい言い訳まじりの不要な説明が加わりがちです。研究者・技術者にとって大切な「真の目的・成果・課題は何か」を、論理的にシンプルかつ的確に説明する力を養う機会になると考えています。
- 留学や国際会議の練習として:白井研究室では、在学中の留学や国際会議での発表を勧めています。ゼミはその練習の場にもなります。
グループミーティングについて
研究や研究室生活についての相談は、その都度、白井に直接してもらうのが基本です。ただ、白井が出張で不在のときや、遠慮して相談しづらいと感じることもあると思います。そこで、研究テーマごとに2つのグループに分かれて隔週でミーティングを行い、ゼミでのアドバイスを実験に生かせているかといった進み具合の確認に加えて、次のような日々の小さな困りごとも気軽に相談・共有できるようにしています。
- 〇〇を評価したいが、どの装置を使えばよいか分からない
- 装置の使い方が分からない
- 実験に必要な物品・装置を購入してほしい
学生同士、そして学生とスタッフの間で意思疎通を図り、問題意識を共有することも、このミーティングの大切な目的です。
学会発表・論文投稿
白井研究室では、学会発表、特に国際会議での発表と論文投稿を応援しています。研究室の外では、自分の研究を初めて聞く人や、その分野の専門家の前で発表することになります。分かりやすく伝える力、質問に答える力が鍛えられ、研究の今後を考えるうえでも貴重な経験になります。国際会議は、英語力だけでなく海外の研究者とのつながりを作る機会にもなります。学会参加にかかる費用は研究室で負担し、成果に応じて教員が発表の機会づくりをサポートします。
| 学年 | 期待する発表の目安 |
|---|---|
| 学部4年 | 卒業論文の内容で、春の学会で発表 |
| 修士課程 | 在学中に国内学会で2〜3回、国際会議で1回程度 |
| 博士課程 | 毎年、春・秋の国内学会で発表し、国際会議でも年1回程度発表できるだけの研究の進展 |
研究室旅行・イベント
研究室旅行は例年8〜9月に行っています。幹事の学生が「行きたい場所・やりたいこと」をみんなにプレゼンし、投票で行き先を決めます。費用は参加者の自己負担なので、宿や移動手段も含めて、みんなが無理なく参加できるプランを考えることが大切です。幹事の仕事は大変ですが、調査力・調整力・リーダーシップなど、社会に出てから役立つ力が身につきます。行き先の提案など、幹事ならではの楽しみもあります。このほかにも、歓迎会・送別会、院試の激励会、誕生日会などでメンバーの節目をみんなでお祝いしています。
行事への参加は自由で、参加しないことで不利益が生じることはありません。白井自身が下戸ということもあり、飲酒を強要することは一切ありません。
品質保証書
修士・博士の学位を取得した学生には、研究室メンバーからの寄せ書きとあわせて、白井から「品質保証書」を贈っています。これは、白井が学生時代に長岡技術科学大学の石崎幸三先生の研究室で受け継いだ伝統です。学生指導に厳しいことで知られた石崎先生に品質を保証してもらえたことは、白井にとって大きな自信になりました。研究室で身につけた力と成長を教員が責任をもって認め、「社会に出ても胸を張って活躍できる」と送り出す。そのための証として、卒業・修了祝賀会で授与しています。
大学院生募集
白井研究室では、博士前期課程(修士)・博士後期課程・社会人博士課程の学生を募集しています。いずれも歓迎します。
博士前期課程(修士)
マイクロ波やメカノケミカルなどの特異反応場を使った材料づくりに、実験から取り組めます。学会発表や論文発表にも積極的に挑戦できます。博士後期課程
自分のテーマで研究を進め、国際会議での発表や論文執筆を通じて、研究者として自立する力を伸ばします。社会人博士課程
企業や公的機関にお勤めの方の学位取得を歓迎します。業務での課題やこれまでの研究・開発の成果をもとに、研究計画を一緒に考えます。白井 孝:shirai[at]nitech.ac.jp / 入試情報:名古屋工業大学 大学院入試(募集要項)